内定をいただいた!その後の手続き

とうとう内定をいただいた!その後の手続き

転職は決まったけど、税金など手続きはどうすればいいのかしら・・・

税金や年金、それと認定薬剤師など資格の更新も意外と会社経由だったりするから、

退職前にちゃんと調べておきたいですね!

退職までの流れ

まずは、一般的な退職までの流れを確認してみましょう!

退職願い

 退職の意思はまず直属の上司へ伝えましょう。
 一般的には、1~3カ月前に伝えるケースが多いです。
 急な退職は後任者の手配や業務の引き継ぎなどが間に合わない可能性が高く、円満退社が遠のく恐れもあります。
 周囲への負担などに配慮して、退職希望日から余裕を持って退職の意思を伝えましょう。
 すっきり晴れ晴れウキウキ、ではなくあくまでもクールな表情で!

引継ぎ

 

 業務の引き継ぎは、退職日(最終出社日)から逆算してスケジュールを立てましょう。
 区切りが良いところまでは担当し、中途半端なまま引き継ぐのは避けます。
 調剤薬局なら備品の発注担当とか、かかりつけ薬剤師の挨拶、在宅担当でしたらケアマネさんにも後任とともに連絡しましょう。
 これまでの経緯やこれからの予定を伝えます。
 後任者がいる場合は業務を教えながら引き継ぐのが基本ですが、引き継ぎ資料にまとめるとより確実です。

総務や人事部など必要な書類を取り寄せる

  

 退職の際は、会社から受け取るものもたくさんあります。
 すべて重要なので、確実に受け取りましょう。
 退職後も前会社の問い合わせるなど無いようしたいですね。
 ここが一番大変なのでのちほどリストアップして解説します。
 お持ちの資格の更新期限や更新方法も確実に問い合わせ把握しておきましょう。

退職日

  最終出勤日と有休消化後退職日は異なることがあるので注意です。
 有休はちゃんと使い切りましょう(努力)。
 この日になれば、業務はほとんど片付いているはず。
 事務的な手続きやあいさつが中心となります。 
 サプライズプレゼントなど送られる可能性があり、のちのちお返しが難しいこともあります。少し高級なお菓子を用意しましょう。
 会社から支給された備品の返却や書類の受け取りなどを行い、タイミングを見てメールや対面でのあいさつを済ませます。

退職時の社内の手続き

  • 会社に提出・返却するもの
  • 会社から受け取るもの
  • 認定薬剤師・健康サポート薬局・実務実習薬剤師更新に必要な実務実績やID

会社に提出・返却するもの

退職届*会社指定のフォーマットがあればそれを使い、特になければ自分で用意
備品鍵・名刺・白衣・店舗携帯・業務マニュアルなど備品を返却します
福利厚生品健康保険被保険者証・社員カードは有給末日に返却
*最初に退職を相談するときは退職願です。退職願は郵便番号の枠のない封筒に入れます。ネットで購入するといいですよ。

      

100円ショップを3店舗回りましたが、いい商品は見つかりませんでした。
封筒と便箋が別売で、ちぐはぐな紙質だったり、B5用の封筒しかなかったり…
楽天市場でちょうどいい商品見つけました!はじめからこれを購入すればよかった。。
書き始めて意外と困ったのはペン
あまり立派な万年筆タイプも違うし、ふつうのボールペンはしっくりこなくて。。
セットを購入するのもいいと思います

会社から受け取っておくもの

転職先から、提出するよう指示が前もってあればそれに従えばいいですが、せっかくだから数か月無職を楽しみたい場合は、下記のものを受け取っておけばOK!

  • 雇用保険被保険者証・・・前職で加入していた雇用保険を引き継げるように転職先が手続きするために必要です。会社が預かっていることが多いようです。
  • 年金手帳・・・私の場合は会社にコピーを提出し原本は手元に保管していたようです(18年前の入社時の提出書類は覚えていません)、原本を預けていたら返してもらいましょう。
  • 源泉徴収票・・・確定申告しなくていいように次の会社が年末調整を引き継いでくれます。
  • 離職票・・・退職後、雇用保険の基本手当(失業手当)を受給するために必要となるそうです、私は2週間しか自由時間がなかったため失業手当対象外でした
  • 退職証明書・・・退職証明書は、企業が従業員の退職を証明するために発行する書類であり、公的な文書ではありません。特に決まったフォーマットなどはなく、企業ごとに書式や記載内容は異なります。次の会社で要求されたときのみでOK。
  • 給与所得者異動届・・・給与所得者異動届出書の必要事項を記入し、転職先の企業が従業員の住む自治体へ提出することで特別徴収が継続されます。

実際に私が転職先から受け取った書類一覧を見てみましょう!

次の写真画像の【提出書類一覧】は実際私が転職する際、新しい会社から要求されたものです。
一例としてご参考ください。
1~8・12~14は自分で記載するものなので書くだけです。
9~11の書類は前会社に依頼しましょう。
「年金手帳」「源泉徴収票」「雇用保険被保険者証」ですね。
年金手帳は2022年4月1日から新規発行は廃止のようです、再発行や新姓になった際これからは「基礎年金番号通知書」が基礎年金番号を明らかにする書類」になります。
源泉徴収票は残業代や有給を含めた退職までの給与が算出されないと作成できないようで、翌々月に送られてきました。
遅くなることが判明した時点で新しい会社に用意できる見込み日程を伝えましょう。
15は少し読みずらいですが「給与所得者異動届」を前の会社に書いてもらう必要があると記載されていました。

  

書類は請求してから時間がかかります。

転職が決まってから徐々に集めていたほうがいいですね。

認定薬剤師・健康サポート薬局・実務実習薬剤師更新に必要な実務実績やID

社会人の退職手続きの追加して、薬剤師に付随する資格の保持条件や更新条件を確認する必要があります。実務経験の必要な資格が多くうっかりすると失効してしまいます。

資格更新条件会社に確認すること
認定薬剤師3年以内に30単位取得会社の福利厚生で研修を受けている場合、個人での継続方法
健康サポート薬局取得した団体開催の更新研修を受講個人ではなく会社で取得した場合、団体名、会員番号、更新手続き方法
実務実習指導薬剤師6年間の間に学生指導経験1例以上学生の大学と研修契約を結ぶのは個人ではなく実習施設のため転職後連絡を取る方法の確認が必要
保険調剤薬剤師(更新不要)前の薬局に保険薬剤師届を返却してもらえば次の薬局でも使用できるが、前の薬局と転職先の都道府県が異なる場合、新規届を出す必要がある